【博度・音楽年間TOP20】
 HIP HOP勢が初めて年間ちゃーとを制した。1位を獲得したのは『better days feat.加藤ミリヤ、田中ロウマ』(童子-T)。1年をめぐりながら恋を回想する季節感のある楽曲だった。
 大ブレークを果たしたのは2位と9位に2曲をランクインさせたYUI。TOP10の2曲ランクインは2003年のZONE以来。3位のスキマスイッチも中心的な役割を果たした福耳が10位に入るなど楽しみな活躍ぶり。
 4位の『SEASONS OF LOVE』(Joanne, Collins & Cast Of Rent)は映画元年を象徴する1曲。映画発故の確固たる世界観を表現した。5位には新人・SUEMITSU & THE SUEMITHがランクイン。POPでPIANICなだけに今後が楽しみだ。6位のSweetSはすでに解散したアイドルグループだが、この楽曲は超名曲だ。昨年10位に続いて今年も6位。合算すると今年1位の『better days』を超えるビッグヒットになった。人類が“色眼鏡”を持たなければ、日本でも間違いなく大ヒットしていただろう。

※順位選定基準
 2週間に1度発表している“はどちゃーと”への@ランクイン回数、A月間最優秀楽曲受賞の有無、B最高位などのデータを基にして客観的に順位付けした。

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