日テレの年であった。特に櫨山裕子プロデューサーは2位に『ハケンの品格』、6位に『ホタルノヒカリ』と2作品をヒットさせて「水曜22時は日テレ」を印象付けた。来年以降も楽しみだ。
 そんな中、1位はフジテレビの『プロポーズ大作戦』。2年ぶりの首位奪還に成功した同ドラマは1話から最終話まで妥協のない高品質を保ちつづけ、未だにUGのHDDを約10GB占有するほど。神だ。長澤まさみも2年連続でTOP3入りを果たし、その実力を認めざるを得ない。
 従来の「枠」という概念を吹き飛ばす方向のフジテレビ土曜23時枠のドラマはよくできている。9位の『ライフ』もよかったが、3位の『SP』には脱帽だ。毎回楽しみである。
 TBSには痛い年だったかもしれない。しかし、『金八』はなんだかんだで10位に入ってくるんだからスゴイ。

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